工場・倉庫のシャッター
工場・倉庫の重量電動シャッターが途中で止まる
大きな出入口のシャッターが途中で止まると、荷物の出し入れが止まってしまいます。重量電動シャッターで考えられる原因と、安全のために気をつけたいことをご紹介します。

工場や倉庫の出入口に使われる重量シャッターは、鋼板が厚く、幅も高さも大きいのが特徴です。途中で止まると、フォークリフトやトラックの出入りができず、出荷や搬入など作業の段取りそのものに影響します。
シャッターが重い分、開閉機やブレーキ、開閉機とシャフトをつなぐチェーンにかかる力も大きくなります。センサーや操作盤など電気の部分の不具合で止まることもあり、原因の切り分けが大切です。
よくある原因
障害物を感知するセンサーが反応している
重量シャッターには、出入口を人や車両が通るときに閉まらないよう、光で感知するセンサーなどが付いていることがあります。レンズの汚れや取り付け位置のずれ、作業場の粉じんの付着で、何もないのに反応して止まる場合があります。
駆動用のチェーンやブレーキが傷んでいる
開閉機の力をシャッターのシャフトへ伝えるチェーンが伸びたりゆるんだりすると、動きにむらが出ます。また、重いシャッターを止めておくブレーキがすり減ると、止まる位置がずれたり、途中で止まったりすることがあります。
ガイドレールやスラットが変形している
フォークリフトや荷物が当たって、ガイドレールやスラット(シャッターの板)が曲がっていることがあります。重量シャッターは少しの変形でも抵抗が大きくなりやすく、開閉機が負担を感じてその位置で止まることがあります。
開閉機や操作盤の電気部品に不具合がある
開閉機のモーター、止まる位置を決めるリミットスイッチ、操作盤の中の部品などに不具合があると、動きが不安定になります。工場や倉庫では動力用の電源を使うことが多く、電源の側の確認も欠かせません。
ご自身で確認できること
安全な範囲で、次のことを見ておくと、ご相談のときに状況が伝わりやすくなります。
- 出入口のまわりやセンサーの前に、パレットや荷物が置かれていないか
- センサーのレンズ部分に、目に見える汚れやほこりが付いていないか
- ガイドレールやシャッターの下のほうに、車両が当たった跡がないか
- 操作盤のランプやブレーカーに、いつもと違うところがないか
やめておきたいこと
- 途中で止まったシャッターの下を、人がくぐったり車両で通ったりする
- 操作盤や開閉機のカバーを開けて、中の部品にさわる
- 手動で巻き上げるしくみを、手順が分からないまま無理に使う
シャッターの内部には強い力がかかっている部品があります。けがや故障が広がるのを防ぐため、部品の調整や分解はご自身で行わないでください。
どんな作業で直すか
現地で原因を確かめてから、次のような作業をご提案します。
センサーの点検と調整・交換
センサーの汚れや取り付け位置、配線を確認し、人や車両に正しく反応するように調整します。傷みがある場合は部品を交換し、交換後に動きを確かめます。
チェーン・ブレーキ・開閉機の整備
チェーンの張りや伸び、ブレーキのすり減りを確認し、調整や交換を行います。開閉機の傷みが進んでいる場合は、開閉機の交換もあわせてご提案します。
ガイドレール・スラットの修正と交換
車両の接触などで曲がったガイドレールやスラットを直し、シャッターが無理なく動く状態にします。変形が大きい部分は、その範囲を交換します。
操作盤・リミットスイッチの点検
操作盤の中の部品や止まる位置の設定を確認し、不具合のある部品の交換や調整を行います。電源まわりに気になる点があれば、あわせてお伝えします。
費用の目安
関西でよくご相談いただく作業のうち、この症状に関係するものの費用の目安です(税込)。
| 作業の内容 | 費用の目安(税込) |
|---|---|
| 電動シャッターの開閉機(モーター)の交換 | 77,000円〜 |
| 点検・調整(動きが重い・異音がする) | 7,000円〜 |
作業ごとの最低額の目安です。シャッターの大きさ・種類、交換する部品、作業の範囲によって変わります。正式な金額は、現地で状態を確認してからお見積書でお伝えします。
早めのご相談をおすすめするとき
重量シャッターは重さがあるため、不具合のまま使い続けると、急に下がるなど思わぬ動きをするおそれがあります。止まる回数が増えた、異音がする、動きが遅くなったと感じたら、早めのご相談をおすすめします。
関西(大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県)のご相談を承ります。現地調査とお見積もりは無料で、お見積もりを見てお断りいただいても費用はかかりません。他社との相見積もりも歓迎します。
よくある質問
作業の日程は、工場の稼働に合わせられますか?
現地調査の際に、稼働の予定や車両の出入りの多い時間を伺います。そのうえで、作業の日時や、出入口を止める時間の短い進め方をご相談します。
止まったまま閉められないとき、どうすればいいですか?
シャッターの下に人や車両が入らないよう周りを区切り、まずはお電話ください。状態を伺い、安全を優先してできることをご案内します。
複数の出入口のシャッターを、まとめて見てもらえますか?
はい、ご相談いただけます。現地調査の際に気になるシャッターをまとめて確認し、急いで直したいものと様子を見られるものを分けてご説明します。