住宅のガレージシャッター
手を離すとシャッターが下がってくる
上まで上げたはずが、手を離すとじわじわ下りてくる。車の出し入れの最中に下がってくると危ないため、早めに原因を確かめたい症状です。

住宅のガレージの手動シャッターは、上げた位置で止まっているのがふつうです。手を離すと下がってくるのは、シャッターの重さを支える力が足りなくなっているサインと考えられます。以前は止まっていたのに、という変化がポイントです。
下がってきたシャッターが車の屋根や人に当たると、けがや傷の原因になります。つっかえ棒などで支えて使うのではなく、支える力が落ちた理由を確かめることが大切です。原因の多くは上部の部品にあります。
よくある原因
バネの力が弱くなっている
手動シャッターは、シャフトの中のバネがシャッターの重さとつり合うように調整されています。バネの力が落ちると、重さに負けて下がるようになります。いちばん多く考えられる原因です。少しずつ弱るため、気づきにくいこともあります。
バネや取り付け部分が傷んでいる
バネそのものが折れかけていたり、バネを固定している部分がゆるんだりしていると、支える力が急に弱くなることがあります。下がり方が以前より急になった場合は注意が必要です。この状態で使い続けるのは避けたいところです。
スラットの交換や補修でつり合いが変わった
板を交換したり、補強の部品を付けたりすると、シャッター全体の重さが変わることがあります。バネの調整がそのままだと、つり合いがくずれて下がりやすくなります。補修のあとから下がるようになった場合に考えられます。
ご自身で確認できること
安全な範囲で、次のことを見ておくと、ご相談のときに状況が伝わりやすくなります。
- どの高さで手を離すと下がってくるか、全開でも下がるか
- 下がるスピードが、ゆっくりか、急に落ちるようか
- 開け閉めのときに、上部からバチッという音や、きしむ音がしないか
- ガイドレールに大きな曲がりや外れがないか
やめておきたいこと
- 下がってくるシャッターの下を、車や人がくぐる
- 上部のケースを開けて、バネを締め直そうとする
- 棒や台でシャッターを支えたまま、ふだん使いを続ける
シャッターの内部には強い力がかかっている部品があります。けがや故障が広がるのを防ぐため、部品の調整や分解はご自身で行わないでください。
どんな作業で直すか
現地で原因を確かめてから、次のような作業をご提案します。
バネの巻き力の調整
バネの力がまだ残っている場合は、専用の工具で巻き力を調整し、上げた位置で止まるようにつり合いを整えます。調整のあとは、いくつかの高さで手を離して止まるかを確かめます。
バネの交換
バネが傷んでいたり、調整しても力が戻らなかったりする場合は、新しいバネに交換します。シャッターの大きさに合ったものを選びます。交換後は、全開と途中の位置で止まり具合を確認します。
シャフトまわりの点検
バネを支えるシャフトや取り付け金具のゆるみ、さびを確認し、必要に応じて締め直しや部品の交換を行います。バネだけを直しても、支える部分が傷んでいると同じ症状が出るため、まわりもあわせて見ておきます。
費用の目安
関西でよくご相談いただく作業のうち、この症状に関係するものの費用の目安です(税込)。
| 作業の内容 | 費用の目安(税込) |
|---|---|
| 点検・調整(動きが重い・異音がする) | 7,000円〜 |
| スプリング(バネ)・シャフトの交換 | 35,000円〜 |
作業ごとの最低額の目安です。シャッターの大きさ・種類、交換する部品、作業の範囲によって変わります。正式な金額は、現地で状態を確認してからお見積書でお伝えします。
早めのご相談をおすすめするとき
下がり方が急になった、開け閉めのたびに大きな音がする、という場合は、バネが折れる手前のこともあります。車の出し入れを控え、なるべく早めにご相談ください。車庫の中の物の出し入れも、できるだけ控えると安心です。
関西(大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県)のご相談を承ります。現地調査とお見積もりは無料で、お見積もりを見てお断りいただいても費用はかかりません。他社との相見積もりも歓迎します。
よくある質問
少し下がるくらいなら、そのまま使っても大丈夫ですか?
下がる量が少なくても、支える力は落ちています。車や人に当たるおそれがあるため、早めに点検を受けることをおすすめします。特に車の出し入れのときは注意してください。
バネの調整は自分でできませんか?
バネには強い力がかかっていて、扱いを誤ると大きなけがにつながります。ご自身では行わず、専門の業者にお任せください。上部のケースも開けないようにしてください。
シャッターごと交換が必要になりますか?
多くの場合はバネの調整や交換で対応できますが、シャッター全体の傷みが進んでいるときは交換をご提案することもあります。現地で状態を見てから、どちらがよいかをご説明します。