住宅のガレージシャッター
台風でガレージのシャッターが変形した
台風のあと、ガレージのシャッターが弓のように曲がって開かない。幅の広いガレージシャッターで起こりやすい変形と、直し方の考え方をご紹介します。

ガレージのシャッターは窓よりも幅が広く、風を受ける面が大きいため、台風の強い風で全体が内側や外側に押され、弓なりに変形することがあります。変形すると車を出せなくなり、台風のあとの片付けや外出にも困ります。
見た目の変形が大きくても、板だけの傷みで済む場合もあれば、レールや巻き取りの部分まで傷んでいる場合もあります。傷みの範囲によって、部分的な修理にするか、シャッターの交換にするかを考えます。
よくある原因
風圧でシャッター全体がふくらんだ
閉めたシャッターに強い風が当たり続けると、幅の広いガレージシャッターは真ん中あたりが大きくたわみます。たわみが戻らないと、スラット(板)が曲がったままの形になります。
板の端がレールから抜けた
全体が大きくたわむと、両端が引っぱられて、板の端がガイドレールから抜けることがあります。抜けた部分から板がさらに変形し、開け閉めができなくなります。
飛んできた物が当たった
看板の一部や瓦、自転車など、風で飛ばされた物がぶつかってへこむこともあります。へこんだ場所に力が集中して、折れ目がつくことがあります。
巻き取りの部分に負担がかかった
変形したまま開け閉めを試すと、シャッター上部のシャフトや、電動の場合は開閉機に強い負担がかかります。異音がしたり、片側だけ持ち上がったりすることがあります。
ご自身で確認できること
安全な範囲で、次のことを見ておくと、ご相談のときに状況が伝わりやすくなります。
- 外と中の両方から見て、どのあたりが一番ふくらんでいるか
- 板の端がガイドレールから抜けていないか
- 変形の様子を、正面と斜めから写真に残しておく
- 電動の場合は、誤って動かさないようリモコンを手元から離しておく
やめておきたいこと
- ふくらんだ板を、外からたたいたり押したりして戻そうとする
- 車を出すために、変形したシャッターを無理に持ち上げる
シャッターの内部には強い力がかかっている部品があります。けがや故障が広がるのを防ぐため、部品の調整や分解はご自身で行わないでください。
どんな作業で直すか
現地で原因を確かめてから、次のような作業をご提案します。
変形したスラットの交換
曲がったスラットを取り外し、新しい板に入れ替えます。変形している枚数と位置を確認し、交換の範囲をご説明します。
ガイドレール・座板の修理
ゆがんだガイドレールや座板の形を整えるか、交換します。板を替えても、レールが曲がったままだと動きが悪くなるためです。
シャッター全体の交換
変形が広い範囲に及んでいる場合や、シャフトまで傷んでいる場合は、シャッターの交換をご提案します。部分修理と交換の両方をご説明し、比べてお選びいただけるようにします。
費用の目安
関西でよくご相談いただく作業のうち、この症状に関係するものの費用の目安です(税込)。
| 作業の内容 | 費用の目安(税込) |
|---|---|
| スラットの部分修理・脱線の復旧 | 14,000円〜 |
| スラットの交換 | 35,000円〜 |
| シャッター本体の交換(手動・ガレージ) | 63,000円〜 |
作業ごとの最低額の目安です。シャッターの大きさ・種類、交換する部品、作業の範囲によって変わります。正式な金額は、現地で状態を確認してからお見積書でお伝えします。
早めのご相談をおすすめするとき
変形したシャッターは、次に強い風が吹いたときにさらに外れたり、閉めたまま開かなくなったりすることがあります。車を出せない、閉まりきらずに中が見えるというときは、無理に動かさずにご相談ください。
関西(大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県)のご相談を承ります。現地調査とお見積もりは無料で、お見積もりを見てお断りいただいても費用はかかりません。他社との相見積もりも歓迎します。
よくある質問
台風での変形は、火災保険で直せますか?
ご加入の保険の内容によっては、対象になる場合があります。申請はお客様から保険会社へ行い、可否は保険会社が判断します。変形した状態の写真を、片付ける前に残しておくことをおすすめします。
修理と交換、どちらがよいですか?
変形の範囲と、シャッター全体の傷み具合で変わります。部分修理と交換の両方のお見積もりをお出しして、比べてご検討いただけます。
他社の見積もりと比べてもいいですか?
はい、歓迎します。交換する部品や作業の範囲をそろえて比べると、違いが分かりやすくなります。