マンション・ビルのシャッター
防火設備の定期検査で防火シャッターの指摘を受けた
検査の報告書に「要是正」と書かれていた。防火シャッターの指摘を受けたとき、建物の所有者・管理者の方が進めたいことをご紹介します。

防火シャッターなどの防火設備は、定期的に検査を行い、その結果を建物の所有者・管理者が特定行政庁に報告するしくみがあります。検査では、火災のときに正しく閉まるかどうかが確かめられます。指摘を受けたら、修理を計画することになります。
指摘を受けたら、報告書の内容をよく読み、どの防火シャッターの、どの部分が問題なのかを整理するところから始めます。直すべき内容が分かれば、修理の計画を立てやすくなります。
よくある原因
閉まりきらない、止まる位置がずれる
作動させたときに途中で止まる、床まで降りきらない、すき間が残るといった指摘です。自動閉鎖装置やブレーキの傷み、シャフトやガイドレールの不具合、スラットの変形など、原因はいくつか考えられます。指摘の言葉だけでは原因がしぼれないため、現地での確認が必要です。
危害防止の装置が働かない
降りてきたシャッターが人や物に当たったときに止まる装置が、正しく働かないという指摘です。センサーや座板の部品、配線の不具合が原因になることがあります。人の安全に直接かかわるため、早めに直したい内容です。
感知器や連動制御器の不具合
感知器の信号でシャッターが作動しない、連動制御器の予備の電源が弱っているといった指摘です。消防設備と関わる部分もあるため、関係する業者と役割を分けて確認し、どこまでをだれが直すのかを、先に整理しておきます。
シャッターの通り道に物がある
シャッターの真下や近くに、棚や荷物、看板などが置かれていて、閉まるのを妨げるという指摘です。これは部品の修理ではなく、置き場所の見直しで直せることがあります。売り場や倉庫の配置を変えたあとに、よく見られる指摘です。
ご自身で確認できること
安全な範囲で、次のことを見ておくと、ご相談のときに状況が伝わりやすくなります。
- 報告書で、どの場所の防火シャッターが、どんな内容で指摘されているか
- シャッターの真下や近くに、物が置かれていないか
- 指摘のあったシャッターの銘板や、過去の修理の記録が残っていないか
やめておきたいこと
- 指摘を受けたまま、修理の予定を立てずに次の検査まで置いておく
- 検査や作業のために、ご自身で防火シャッターを作動させたり、元に戻したりする
シャッターの内部には強い力がかかっている部品があります。けがや故障が広がるのを防ぐため、部品の調整や分解はご自身で行わないでください。
どんな作業で直すか
現地で原因を確かめてから、次のような作業をご提案します。
報告書をもとにした現地確認
検査の報告書をお預かりし、指摘のあった防火シャッターを現地で確認します。指摘の内容と実際の状態を照らし合わせ、原因と必要な作業、急いで直したほうがよいものをご説明します。
部品の交換と調整
自動閉鎖装置やブレーキ、危害防止の装置、スラットなど、傷んだ部品を交換し、調整します。作業のあとは、実際に作動させて正しく閉まること、危害防止の装置が働くことを確かめます。
作業内容のご説明
どの防火シャッターにどんな作業をしたかをご説明します。今後の点検や、次の検査に向けた管理の参考にしていただけます。
早めのご相談をおすすめするとき
指摘の数が多い、どこから直せばよいか分からない、という場合も、報告書をもとにご相談いただけます。複数の防火シャッターがある建物では、急ぐものから順に計画を立てることもできます。
関西(大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県)のご相談を承ります。現地調査とお見積もりは無料で、お見積もりを見てお断りいただいても費用はかかりません。他社との相見積もりも歓迎します。
よくある質問
報告書だけで見積もりはできますか?
報告書で内容の見当はつきますが、正確なお見積もりには現地での確認が必要です。現地調査とお見積もりは無料で、お断りいただいても費用はかかりません。
検査をした会社以外に修理を頼んでもいいですか?
はい、ご相談いただけます。相見積もりも歓迎します。指摘の内容と作業の範囲をそろえて比べると、違いが分かりやすくなります。
報告の手続きについても教えてもらえますか?
報告の手続きは建物の所有者・管理者が行うもので、細かな内容は特定行政庁や検査を行った方にご確認ください。修理については、行った作業の内容をご説明します。